2019/05/30

ルーブル美術館で絶対に見るべきポイント【フランス パリ旅行】

フランス パリを訪れたら、絶対に外せない観光ポイントはルーブル美術館です。

総面積60,600平方メートルに35,000点ほどの美術品が展示されているルーブル美術館はすべて見て回るにはとても1日では足りないといわれています。

モナリザだけ見て帰るのであれば、それほど時間もかからないだろうと考えて中に入ってしまったら、この考えは大きな間違いだったとすぐに気づくでしょう。
モナリザだけを見る目的であっても、1時間では足りません。
2〜3時間はかかることを覚悟して入場することをオススメします。

主要な作品数点を見るだけでも半日は要しますので、時間には余裕をみてルーブル美術館を訪れるのが良いと思います。




ルーブル美術館のガラスのピラミッド1989年に完成したものですが、現在ではパリのランドマーク的存在になりました。

地上にあるピラミッドの他に、地下にも逆さまのピラミッドがあるのをご存知でしょうか。



映画『ダヴィンチコード』で見たという方も多いかもしれません。

この逆ピラミッドは地下の天窓として採光の役割を果たしているものです。


ルーブル美術館は火曜日が休館日となっており、曜日によって開館時間が違いますので、事前に公式ホームページなどでチェックして行くことをおすすめします。

チケットは地下にある自動券売機でも購入できますが、オンラインで事前に購入して行く方が待ち時間を減らすことができます。


ルーブル美術館で絶対に見ておきたい美術品はこちら。





モナリザですよね。
これを見ずしてルーブルに来たとは言えないでしょう。

モナリザは防弾ガラスの奥に設置され、そこから5メートル以上離れた場所に規制線が張られておりますので、かなり離れた場所から鑑賞することになります。

常に混雑していますが、撮影可能なため、多くの人が最前に行ってモナリザと一緒に自撮りをしたりしています。
モナリザを見たという証拠がカメラにおさめられるわけですから、それはもうすごい人気なんですね。


モナリザはレオナルド・ダ・ヴィンチが1503年から1519年ごろに描いた世界で最も有名な絵画です。

モナリザを実際に目にした人は、その小ささに驚きます。
77cm×53cmほどの大きさしかなく、ルーブルの他の作品に比べるとこじんまりとしたサイズなのですが、存在感は最も大きいというわけです。


次に有名なのは、こちら。


ミロのヴィーナスです。

古代ギリシャで製作されたもので、両腕がない彫刻の女性像です。
アンティオキアのアレクサンドロスがギリシャ神話における女神アフロディーテをイメージして製作したもので、製作年は紀元前130年から紀元前100年頃とされています。

大理石を素材としたこの彫刻の高さは約203cmなので、かなり大きさもあり、見応えがあります。



彫刻でもう一つ見逃せない作品はこちら、サモトラケのニケです。

ギリシャ共和国のサモトラケ島で発掘された女神ニケの彫像で、高さは約328cm、大理石を素材としています。

展示されている場所が特殊で、階段の踊り場のような場所になっています。
必然的に下から見上げるような形で見ることになります。

優美で迫力あるこの彫像も決して見逃すことのできないポイントです。


その他の絵画や彫刻にもご紹介したい作品はまだまだ多くありますが、オーディオガイドを使って館内を歩くと、詳しい説明を聞くことができますので、ゆっくりとルーブル美術館を楽しみたい方はオーディオガイドをレンタルすることをおすすめします。
レンタルチケットは券売機で購入することができます。

またスマホで公式アプリを使ってガイドを聞くこともでき、こちらは返却の必要もなく、1音声コンテンツにつき1円ほどでお安いので、このアプリを使うのもいいですね。


このようなガイド無しでも、入り口でもらえる館内図を見ながら自分で目的の作品を見て回ることも十分可能です。

自分に合ったスタイルでルーブルを楽しんでみて下さい。

タニスの大スフィンクス


ルーブルで大きな面積を占めている展示物、それはエジプト関連のものです。

ガラスのピラミッドや逆ピラミッドが象徴しているように、ルーブルとエジプトは深い関係があるのです。

こちらのスフィンクスはタニスの大スフィンクスといい、ルーブルで見ておくべき美術品の1つとしてご紹介しておきます。





エジプト関連のものにはスフィンクスの他、棺やミイラ、ヒエログラフなどもあります。






パリに行ったら、ルーブルへ。

ルーブルに行かずしてパリは語れない。

ルーブル美術館を一度訪れたなら、世界の人々にここがどれほど愛されているか必ず理解できるはずです。

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