2017/11/20

トラブル ママ友との関係どうする?しくじるとこわい!?小学校~編

小学校に入ると、ママ友との付き合い方は幼稚園時代とはかなり変わってきます。

母と子が分離していくのがこの時期です。
子どもは子ども同士で遊ぶことができるようになるので、ママの負担がグッと軽くなり、ママ主導の友だち関係はほぼ終了します。
子どもは自分自身で友だちを選び、遊ぶようになっていくのです。


小学校期のママ友とは?


小学校にママが行くのは入学式や参観日、運動会、音楽会、学芸会などの行事の時くらいになりますので、専業主婦であれば、自分の時間がかなり取れるようになるでしょう。
パートに出る人もいれば、習い事に時間を使う人もいますし、家でのんびりお煎餅でもかじりながら、テレビを見て昼寝なんて生活も可能です。

幼稚園時代からのママ友と、子どもが学校に行っている間にランチやお茶、一緒に買い物に出かけるなんていう付き合いも楽しいですね。

ママが子どもにくっついている時間が減る分、ママ友との距離感も自分でかなり調節ができるようになるので、嫌な人とはあまり顔を合わせなくすることもできるのです。
好きな人とだけ付き合うことができるのはとても気が楽なものです。

それでも、まだまだ小学校期というのはママが子どもから完全には離れられない時期なので、子どもの友だち関係をしっかりと把握するためにも、ママ同士の連絡や相談は欠かせません。

学校で何が起こっているのか、何か友だち関係の問題はないのか、アンテナを張るためにも、できれば同じクラスのママ友がほしいところです。
幼稚園時代のママ友との関係をそのまま継続していければ一番手っ取り早いのですが、小学校が違ってしまったり、クラスが違ってしまったりした場合には、新たにママ友を作らなくてはならなくなります。
小学校に行く機会が少ない分、新たなママ友作りはなかなか難しいかもしれません。そんな時は、小学校の役員を積極的に引き受けるという手があります。幼稚園の時もそうですが、役員になれば、集まって何かをする機会が必然的にできるので、そこでママ友を作ることが容易にできるのです。
役員になるのが面倒であれば、子どもが仲良くしている友だちのママに挨拶をして親しくしていくという方法もあります。
関係性は幼稚園時代よりも浅くて構わないので、完全に気が合わなくても、情報交換程度のお付き合いはできるでしょう。


中学校以降のママ友


中学校以降は、全くママ友との関係を持たなくても成り立ってしまうので、人それぞれですが、ママ友がいるに越したことはありません。
情報が入ってくるのは何といってもママのネットワーク。
中学であれ、高校であれ、学校の様子や子どもたちの様子、進学について、先生の噂など、ママのネットワークに勝る情報網はないので、ママ友がいる方が心強いでしょう。


高校になると、もうほとんど子どもとママは「別」ですので、ママ友の必要性も薄くはなるのですが、中高一貫などの私立の場合、長い期間を一緒に過ごすママのため、交流が盛んな学校も多いのです。
ですが、ママ友というより、ほとんど女同士、個人の友だちという感覚に近くなっているのが実情です。
好きも嫌いもはっきりしますし、グループもできますし、あるいは全く友だちを作らなくても問題なく過ごせてしまいますので、自分に合ったスタンスでやっていけばよいのではないでしょうか。
もう無理をしてママ友作りに励まなくても、気の合う人がいたら付き合うという感覚でゆるくお付き合いしていけば良いのです。
ママ同士の関係は子どもにはほとんど影響しませんので、気楽に、自由に、子どもを見守っていけばよいでしょう。

ママ友から「友だち」へ


子どもが大学に入学、卒業、就職。
もうママ友の出番はなくなります。でも、仲の良いママ友とはずっとお付き合いしていくこともできるはずです。
もうこの段階では、ママ友というよりは、女友だち。同じ年の子どもを持つ「友だち」と言えるのではないでしょうか。

ママ友を脱却して、長い付き合いの友だちになる。会えばお互いの子どもの話や思い出話、家庭の話や今興味のあること、世間話、と楽しい話が尽きません。
時間を忘れておしゃべりできる女友だち。
子どものママとしての友だちから、自分自身の友だちへ。
そんな関係が築けるママ友を作れたら本当に幸せなことだと思いませんか?

ママとしての人生は子どもの数によってもかなり違ってきますが、最低でも子どもが成人するまでの20年程度はあるのです。
どのように人と付き合い、助け合い、楽しめるか。それは自分自身の向き合い方や努力にかかっています。そして、最も大きいのは良いママ友と出会う「運」なのかもしれません。

子育て




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