ブキッ・ビンタン駅から徒歩5分ほどのところにあるアロー通り屋台街はクアラルンプール最大の屋台街です。
アロー通り屋台街
200mほどに渡って両側に多国籍の屋台が立ち並び、車一台通れるだけの通路を残してテーブルと椅子が並べられているのが、このクアラルンプールで最大の屋台街アロー通り。
このTigarビールが地元のビール。
屋台の看板にもこのマークがたくさん描かれています。
中華、タイ、インドネシア、モンゴルなど、様々な国の料理が味わえます。
お酒はビールが主で、ビールしか置いていないお店も多いので、他のお酒を置いている店を探すのは一苦労しました。
日本のようにハイボールやサワーなんてものは無し。カクテルも基本的に無し。ワインを置いているところがごく少数。
もうここは我慢してビールを飲むことに。
運ばれてきたビールはめっちゃ冷えてる、というより凍っていました。
メニューを見ると多くの料理が、量によって料金が3段階くらいに分かれています。
たくさん種類を食べてみたいので、一番量が少ないものを指定してオーダーしてみました。
サテ(日本でいう焼き鳥で、ビーフ、チキン、ラムがあります)の盛り合わせやバクテー(肉骨茶)、エビ料理などをいただきました。
3日間アロー通りの屋台に通ったのですが、2日目に入ったお店が2軒とも全然ダメ。
全く料理が美味しくありませんでした。
一つはタイ料理、もう一つが中華だったのですが。
一つはタイ料理、もう一つが中華だったのですが。
1日目と3日目に入った屋台は大当たり。
どの料理も美味しくいただけました。
料金はどこもそれほど変わらないようです。
入った店で少し料理を食べてみて美味しくなかったら移動した方がいいかもしれませんね。
アサリのガーリック料理がとても美味しかったです。
手前の豚肉はバクテー(肉骨茶)、左上がエビ料理です。
3日目に食べたモンゴリアBBQは最高でした。
こちらはアロー通りではなく、アロー通りを過ぎ、マッサージ街を抜けた角にある屋台です。
セブンイレブンと隣接しているので、セブンイレブンでお酒を買ってきて飲んでも怒られません。
チキンの串焼きや、好きな魚介、野菜、厚揚げなどの串焼き(油で揚げるのも可)、サテなどがありますが、どれもその場で焼いてくれて、調味料を振りかけて、テーブルに運んでくれます。
これはチキンの串焼きとラムのサテですが、とっても美味しいです。
オクラの串焼きも絶品でした。
おすすめのお店です。
アロー通り屋台街はフルーツを売っている屋台もたくさん。
ドリアンが強烈な匂いを周囲に放っているので、近くを通る時は息を止めなくてはならないほどきついです。
ドリアンを食べる時はビニールの手袋をして食べるみたいですね。それほど匂いが強烈で手についてしまったら落ちないのでしょう。
あんな臭いものが美味しいなんて、想像ができませんが。
そして、アロー通り屋台街の名物の一つ、ココナッツアイスクリーム。
8リンギット(1リンギット32円として256円)で好きなフレーバーのアイスが3つと好きなトッピングを付けられます。
ココナッツの実をナイフで削って食べやすくしてからアイスを盛ってくれるので、ココナッツの実とアイスを楽しめます。
詐欺に注意
アロー通りで詐欺師に声をかけられました。
男女二人組、ヒスパニック系な感じの人種です。
まず女性が私にチャイニーズレストランはどこかと地図を見せながら話かけてきました。
私が日本人だからわからないと答えると、男が「私はドバイから来た。寿司は大好きだ」と。
そのまま別れた後、5分後にまた二人が近づいてきて話しかけるのです。
男が「日本には行ったことがないが、日本円は今何ドルくらい?」と聞くのです。
なんか変だぞと思いましたが、とりあえず110円くらいかなと答えました。
すると、男は財布を見せて中に入っている米ドル札を私に見せてきます。
「日本円を見たことがないんだ。持っていたら見せてくれないか」
ここではっきり認識しました。これは詐欺ですね。
ここで財布を見せたりお金を見せては絶対ダメです。
「今持ってないの。ホテルに全部日本円は置いてきてるから」と言うと、二人はあきらめてその場を去り、他の人に声をかけていました。
こういう詐欺がマレーシアでは結構多いようなので、注意したいものですね。