アントワープ
ベルギーのアントワープは、日本ではおなじみのフランダースの犬の舞台となった場所です。
画家ルーベンスの故郷としても知られています。
アントワープ駅構内 |
ブリュッセルから電車(インターシティ)で40分前後。
アントワープ駅に着くと、まずその美しさに驚かされます。
駅がこんなに芸術的に美しいなんて、本当に素晴らしいですよね。
アントワープ駅 |
そして、外に出てまた驚かされます。
駅前に観覧車が!
すごい景色ですね。
古いものと新しいものの融合なのでしょうか。
う~ん、観覧車はなくても良かったような。
古いものと新しいものの融合なのでしょうか。
う~ん、観覧車はなくても良かったような。
アントワープ駅から徒歩で20分、トラムで5分ほどで、聖母大聖堂に到着します。
聖母大聖堂 |
聖母大聖堂の中は撮影が可能です。
画像ではすべてが伝えきれないのですが、一部をご紹介させていただきます。
厳かですね |
そしてネロが見たかった絵がこちら。
キリスト降架の絵 |
ネロとパトラッシュが最後に息絶えるのがこの絵の前なのです。
聖母大聖堂は、美しいステンドグラスやルーベンスの絵画をはじめとする数多くの歴史的絵画、像、オルガンなど、どこを見ても素晴らしい芸術作品ばかり。
聖母大聖堂 |
聖母大聖堂は、美しいステンドグラスやルーベンスの絵画をはじめとする数多くの歴史的絵画、像、オルガンなど、どこを見ても素晴らしい芸術作品ばかり。
ネロでなくても、一生に一度見ておきたい、そんな場所だと思います。
アントワープの観光案内所でいただいたマップ |
ブルージュ
アントワープからブルージュへは電車で1時間ほど。
ゲントで乗り換えることも可能ですが、ブルージュへの直通も出ています。
時間があったら、ゲントで下車してゲントを散策したかったのですが、今回は時間の関係でアントワープからブルージュに直行しました。
ブルージュといえば、運河クルーズ。
ブルージュの街中を走る運河を小さいボートで往復します。
どの乗り場から乗っても一周してもらえるので、観光時間も見られる個所もほぼ同じです。料金は8ユーロほど。(一人当たり)
クルーズのチケット |
クルーズのチケットは、船の乗り場のすぐ近くにある小さな屋台のようなチケット売り場で購入できます。
チケットは船に乗る際に船頭さんがチケットを手で少し切り、画像のような切れ目を入れます。
これが使用済みの印になるようです。
画像の白いキャップのキャプテンが船頭さん。
乗船すると、下船するまでの間、ずっとガイドさんが英語で観光案内してくれます。(残念ながら日本語ガイドはありません)
ブルージュの運河巡り |
画像の白いキャップのキャプテンが船頭さん。
とても陽気で楽しいガイドでした。
運河クルーズ ブルージュ |
運河は細く、かかっている橋の高さも低いので、頭が当たりそうになって、思わず頭を下げてしまいます。
低い橋 頭がぶつかりそうです |
そして、ブルージュの名所といえばこちら。マルクト広場です。
馬車がたくさん並んでいるのが印象的でした。
馬車は30分ほどで50ユーロ。(今回は時間の関係で乗りませんでした。残念)
マルクト広場と鐘楼 |
そして、広場のシンボル的な存在が鐘楼です。
建造は3世紀で、内部は登ることができるようになっています。
高さは83mで、らせん階段が366段。有料となっています。(今回は時間が無くて登りませんでしたが)
ブルージュには、その他に聖母教会、ペギン会修道会、救世主大聖堂など有名な建物がいくつかあります。
ダイヤモンド博物館などもありますので、時間をたっぷりとってゆったり見たいところですが、今回は弾丸なので残念ながら観光することはできませんでした。
次回来ることがあれば、その時はぜひ見てみたいと思っています。
ベルギー内の交通 バスとトラム
ブルージュ駅からマルクト広場などの観光地までは地元のバスで向かいます。
このバスの乗り方がとてもわかりにくくて、かなり迷ってしまいました。
実際に自分が迷ってみて、ここだけおさえておけば大丈夫とわかったポイントがあります。
それは・・・
『駅前から乗るときはStation-Centrumという順番で行き先が書いてあるバスに乗る』
『帰りは逆にCentrum-Stationという順番で行き先が書いてあるバスに乗れば駅に行ける』
ということです。
なんだ、簡単なことじゃないと思われるかもしれませんが、このことに気づくまでは地図とバスの番号をにらめっこしたりしながら、散々戸惑いました。
ネットで調べても詳しいバスの乗り方はなかなか見つけられないし、英語の表記はないし、タクシーに乗ろうかとも考えたのですが、バスやトラムの一日券を買ってあったので、せっかく一日券を買ってあるのだからバスに乗りたかったのです。
バス停のバス時刻表と行き先 |
バスの本数は多く、行き先も多数あるので、初めてだと迷ってしまいます。
とにかくStation と Centrum。
この2つのワードだけをチェックして見ていけば何とかなると思います。
ブルージュのバス停 |
駅からマルクト広場までバスに乗ってきたのですが、帰りも同じバス停から乗ろうとしたところ、何やらバス停に書いてあるのを発見。
それを読むと、どうやら駅に向かうバス停はそこではなく、少し歩いた先の方になるようで。
あわててその表示の示す方角に歩きました。
行きと帰りのバス停は違うことが多いと思われますので、必ず注意してバス停の表示や案内を見た方が良いと思います。
アントワープでは駅前からトラム(路面電車)に乗って聖母大聖堂近くまで行くことができます。
歩くと20分ほどですが、トラムに乗れば5分ほどで着くので時間の節約にもなりますし、1日券を買えばベルギー内のバスやトラムに乗り降り可能なため、アントワープでトラムに乗り、ブルージュでバスに乗り、と何回も使えるので、購入するなら一日券がおすすめです。
トラムやバスにのれる一日券 |
このDe Lijin乗車一日券は、De Lijinマークのあるお店で売っているとガイドに書いてあったのですが、歩き回ってもなかなか見つけることができなかったため、アントワープの駅構内の案内所で尋ねたところ、「ここで売ってますよ」と言って案内所のおじさんが一日券を出してきてくれました。
なんだ~駅の案内所でも買えるのかぁ。駅前のお店を散々探し回っちゃったよ~とガックリきましたが、とりあえず無事一日券を購入することができました。
トラムやバスに乗るときは、このカードを入り口の黄色いボックスに挿入します。
カードに矢印が書いてあるので、その方向で。
バスやトラムの入り口にあります |
画像の黄色いボックスの上部にカードの挿入口があります。
1.2.3.と書いてあるのは、10回券というのもあるからです。10回券を購入した場合は、これで人数分を印字します。
ちなみに1日券は6ユーロでした。
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