2017年9月7日、中野サンプラザにて行われた災害復興支援チャリティコンサート ものまねキャラバンVOL.7に行ってきました。
このコンサートは、2011年3月11日の震災後にコロッケさんが中心となって立ち上げたチャリティであり、ものまねで被災地に笑顔を送ろう、少しでも力になろうという気持ちで毎年続けられ、今年で7回目になります。
2011年6月募金総額7,317,565円、2012年6月募金総額4,373,460円、2013年6月募金総額3,039,527円、2014年募金総額2,365,377円、2015年募金総額6,457,838円、と、このチャリティで集められた募金に各地での募金箱を加え、2016年までに義援金29,342,693円を集めているそうです。
コロッケさんや、その志に賛同したものまね芸人の方々のこのような活動を知らない人も多いのではないでしょうか。
今回(2017年9月7日14:30の回)の出演者は、ビューティこくぶさん、キンタロー。さん、はなわさん、ホリさん、コージー富田さん、葉月パルさん、原口あきまささん、神無月さん、トニーヒロタさん、イジリー岡田さん、ノブ&フッキーさん、コロッケさん、そして司会のアナログタロウさんでした。
それにしても、ものまねの方々は歌が上手い。歌唱力は歌手並、いやそれ以上ですね~。似てる似てない以前に、本格的に歌がうまいから、聞くだけでも価値はあると思います。
トップバッターのビューティこくぶさん。
ジャパネットたかたのものまねで有名ですが、生で聞いても本当にそっくり。
2番目に登場したキンタロー。さんの欅坂46の「サイレントマジョリティー」は、ぽっちゃり軍団の松木坂46を従えての群舞。無駄にキレキレで笑えました。
イジリー岡田さんと神無月さんはコンビでものまねを披露。イジリーさんの高須クリニックと宮崎駿、神無月さんの石原良純、井上陽水、吉川晃司など、おなじみのものまねですが、生で見ると本当にふざけていて面白い。お二人は普段からとても仲が良いそうです。
はなわさんは、今話題の「お義父さん」をフルで熱唱。はなわさんの奥さんのお父さんは奥さんが生まれてすぐにいなくなり、それ以来一度も会っていないそうです。父親がいないため、はなわさんの奥さんは教科書も買えないほど苦労したそうで。それでも明るく生きて、今は3人のお子さんをしっかり育て、天然ボケで家族を明るく照らしているそう。そして、そんな父親の悪口を一言も言わない。そんな素敵な奥さんと、その奥さんを中学時代からずっと好きなはなわさん。本当に素敵なご夫婦だし、心に響く歌だと思います。
原口あきまささんは極楽とんぼの加藤、稲川淳二、勝俣等々、たくさんのレパートリーを披露してくれました。
コージー富田さんはとんねるずのタカさん、桑田佳祐の歌マネを披露、ノブ&フッキーさんはアリス、トニーヒロタさんはいっこく堂の腹話術マネ。
私が好きだったのはホリさんの「安倍晋三総理が桃太郎を読んだら」というものまね。安倍総理のマネで「おじいさんは芝刈りに、おばあさんは洗濯に、昭恵夫人は森友学園に」というネタがツボでした。
そして、しめくくりのコロッケさん。24曲ものまねメドレー。これが会場大爆笑の連続。さすがに笑いのツボを心得ている大御所。似てる似てないを超えて、笑わせるのが本当にうまいのです。テレビではできないマネも交えて、本当に最初から最後まで笑わせてくれました。
ものまねはコピーとパロディの2種類があるとタモリさんが言っているそうです。
似ていると思わせるコピーと、笑わせるパロディ。
似ているコピーは感心させられますが、パロディはほとんどネタなので腹の底から笑うことができますね。
人を笑わせて募金を集め、被災地に笑顔を運ぶ。なんて素敵なことでしょう。
コロッケさんはじめ、ものまねの方々に拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。
笑いで心が満たされ、また一つ年を遡った気持ちでアンチエイジングできた良い一日になりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿