2018/06/11

ヨーロッパ周遊個人旅行記(3)ロンドン 《ウィンザー城 セント・ジョージ礼拝堂 バース ストーンヘンジ》1日で巡る弾丸ツアーに参加してみた

ロンドン3日目はどうしても見たかったストーンヘンジを含むオプショナルツアーに参加。

今回申し込んだのは、ロイヤルウェディングで人気のウィンザー城とバース、ストーンヘッジの3か所を周るツアー。

朝8:15にヴィクトリア駅にあるツアー会社前に集合。バスで各所を周ります。

この集合場所がわかりにくく、40分前にヴィクトリア駅に着いていたにも関わらず、到着したのがギリギリの時刻でした。

地下鉄ヴィクトリア駅から出て地図を見て歩いたのですが、実際はナショナルレールのヴィクトリア駅からの地図だったので、まるで方向が違っていたのです。

前日に場所を確認しておくべきだと痛感。

集合時間は8:15ですが、8:30に間に合わないと置いて行かれてしまうそうです。
間に合って本当に良かったと思いました。


バスが最初に着いたのはウィンザー城。ところがロイヤルウェディング直後だったため、ありえないほどの長蛇の列。

2時間半かかって、やっと中に入ることができました。
ウィンザー城の駐車場にバスが着いたのが9:30ごろ。
12時までここで時間があると聞いていたので、余裕だと思っていたのですが、行列がひどすぎて入城できた時には既に12時。

ウィンザー城パンフレットと入場券(リボン)


ガイドさんが12:15まで延ばしてくれたのですが、それでもこの広大な敷地に建つウィンザー城をたった15分で見て回らなくてはなりません。

無理。

なので、王子が式を挙げたセント・ジョージ礼拝堂へ直行。



St George's Chapelの中に入って、人ごみをぬいながら通路を進み、大急ぎで出口へ。そして、外で写真を撮って、バスへ猛ダッシュ。

ギリギリ12:15に間に合いました。

結局、ウィンザー城で見ることができたのは、たった15分、礼拝堂のみでしたが、とりあえず城の中にギリギリでも入ることができたのはよかったです。
これ以上行列が進まない状態だと、中に入れずに終わった可能性もあったのですから。

ガイドさん曰く、こんなに行列がひどいのは初めてだそうで。
ロイヤルウェディングの影響はすごいんですね。

ウィンザー城は入場券がわりにリボンが腕に巻かれます

入城時に腕にまく入場券がわりのリボン。とってもかわいいので、少しゆるめに巻いておくと、外すときにハサミで切らずにすみます。

一度きつくすると緩めることができないので、外せる程度に緩めにしておくのがコツ。緩すぎると係員が見つけて、きゅっと締められてしまうこともありますので、気を付けましょう。


そして、次にバスが向かうのはバース。

ROMAN BATH

つまりローマ式の浴場です。

浴場だけでなく、町全体がバース石という蜂蜜色の石で作られており、美しい街並みが残っています。


バース

18世紀のジョージアン様式の建物も有名で、三日月型の18世紀の高級アパートメントのロイヤルクレセントやザ・サーカスと呼ばれる、3つの建物が円形に建ち並ぶアパートメント、パルトニー橋、バース寺院などの見どころがたくさんあります。

一つの町なので、見て歩くのは結構時間もかかります。

バースの街並み


今回のオプショナルツアーは時間がカツカツなので、与えられた時間は40分ほど。
ローマンバース博物館ではざっと見ながら出口に急ぎ、外に出るとパルトニー橋に早歩き。写真を撮って、すぐにザ・サーカスへ。

そして、ロイヤルクレセントに到着して写真を撮ったらすぐに引き返す。

こんなに慌ただしく回っても、バスに着いたのはかなりギリギリの時間でした。

一人、集合時間になっても戻れず、道に迷ってしまった方がいて、結局20分ほど待つことに。

イギリスではこういう場合、待ってくれないことも多いそうです。
今回は待ってもらえたのですが、次にこういうことがあったら保証はできませんとガイドさんが言っていました。

遅れた場合は自腹でタクシーなどで帰らなくてはならないのが普通なのだそうです。
集合時間にはくれぐれも遅れないようにしなくてはなりませんね。


そして、いよいよ一番見たかったストーンヘンジへ。

ストーンヘンジのパンフと入場券

ツアーバスの駐車場から少し歩くと、ストーンヘンジまでのビジターシャトルバスが運行しています。往復、このビジターシャトルバスに乗ってストーンヘンジのある場所まで移動します。

ストーンヘンジ

ストーンヘンジは太陽の動きに合わせて石が配置された古代の神殿です。


オーブリーホール

ストーンヘンジの石の周りには縄が張られているので、あまり近くに行くことはできません。
縄の外側には人が歩くように道が作られており、そこからストーンヘンジを見たり、写真を撮ったりすることになります。

画像にある『オーブリーホール』は火葬した遺骨を埋葬する穴だと言われています。


ストーンヘンジは思ったより大きくはなく、あまり近づくこともできないので、少々がっかり感はありました。
でも、やはり厳かでしたし、古代の不思議が感じられて、行ってよかったと思います。

この場所は雨が降ると風が半端なく強くなるらしく、傘はほとんど壊れてしまうそうです。
特にイギリスの傘は壊れやすいので、ストーンヘンジで雨が降った場合には傘はささない方が逆に良いのだとガイドさんが話していました。

今回天気が少々心配されていたのですが、到着したら見事に晴れ。
青い空、白い雲、緑の草原にストーンヘンジが美しく、とてもきれいな写真が撮れました。
ストーンヘンジ

ビジターシャトルが発着する場所には大きなビジターセンターがあり、お土産品などを販売しています。
コーヒーやアイスも売っているので、一休みすることが可能です。

この3か所を周るツアーはヴィクトリア駅に夜8時に到着して終了。
約12時間の弾丸ツアーですが、自分では行くのが難しい遠方を見るにはこのくらい弾丸でないと、一度に多くを見て回ることはできないんですよね。

時間がない方にはとってもおすすめのツアーだと思います。














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