2018/06/17

ヨーロッパ周遊個人旅行記(9)タリスとICEに乗る 《タリス ベルギー~ドイツ ICE ケルン~フランクフルト空港》

タリス



ヨーロッパの特急でユーロスターと並んで有名なのがタリスです。


タリス



今回、ベルギーのブリュッセル南駅からドイツのケルン駅までタリスに乗ってきました。

ユーロスターは1等にしましたが、今回のタリスは2等に乗ってみました。
2等でも十分豪華で、リラックスできましたよ。



車内トイレの手洗い


ざっと車内をご案内いたします。




2等席



タリスのシンボルカラーの赤で統一された車内は2等車でも豪華に見えます。
座席も一列4席なので、ゆったりです。




テーブル



ちょっとわかりにくいですが、赤いのが前の座席の背、白いのがテーブル、真ん中にある黒いのがドリンクなどをはさめるゴムになっていて、シルバーの金具が新聞・雑誌ホルダーです。





フットレスト



足元には黒いT字の足置きがついています。フットレストですね。




さて、タリスの乗り方ですが、私は日本のレイルヨーロッパのサイトで事前に購入して、チケットをプリントアウトして持っていきました。



タリスのチケット



座席は自動的に割り当てられるようで、選ぶことはできませんでした。
2等か、1等か、ビジネスかは選ぶことが可能です。

同じ区間でもタリスかICEかを選択できたりしますので、自分の希望で選ぶとよいと思います。

所要時間はあまり変わりませんが、タリスの方がICEより安いことが多いようです。




タリス乗り場へのエスカレーター



タリスが何番線に着くのかは電光掲示板で案内されます。
私は早めに着いてしまったので、電光掲示板近くの椅子でしばらく待ちました。

日本のように事前に何番線に着くか決まっていないので、あまり早く駅に来ても、結局待たされる羽目になります。(ロンドンでのユーロスターの時もそうでしたが)


しばらく待つと、電光掲示板の表示に乗車予定のタリスの案内が表示されましたので、ホームに向かいます。


すると、あることに気づきました。
日本と違って、一つのホームがゾーンAとゾーンBに分かれているのです。




5番線ゾーンA



同じホームといっても長~いホームなので、AとBどちらに自分が乗る列車が来るか確認しないといけないのです。



車両案内



こういった電光掲示板がホームにありますので、自分が乗る車両がどのゾーンのどのあたりに停まるか確認して、そのゾーンに行く必要があります。



ちなみに、ブリュッセル南駅には荷物預かり所(24時間対応)がありました。




荷物預かり所


荷物を預けて観光する時に便利ですね。




ICE 【Inter City Express】





ドイツのケルンからフランクフルト空港に向かう時に、ICEに乗ってみました。

ケルンからフランクフルトは1時間弱の近距離ということもあって、1等と2等の差額があまりなかったため、今回はICEの1等席にしてみました。



ICE



このICEチケットも日本でレイルヨーロッパのサイトにて予約をしたのですが、プリントアウトではなく、ドイツの駅にて発券が必要とのこと。

ケルンに着いた時点で券売機にて予約番号を入力してチケットを発券しました。
そのチケットがこちら。




ICEチケット



やはり、出発するホームは電光掲示板に表示されるまで確定しないため、駅にて待機。
表示されたのは、出発時刻の30~40分前だったかと思います。

ホームに行くと、自分が乗る車両の場所が書いてある案内板がありますので、それを確認して、その位置で待ちます。

ホームの半分にICEが停車しているのですが、その中に私の乗る予定の車両番号はなく、どうやら、別の駅からケルンへ到着後に、今停まっている車両たちと連結してフランクフルト空港へ向かうようです。

出発予定時刻のほんの5分前にICEが目の前に入ってきました。
そして、車両に乗り込みましたが、出発したのは発車時刻の10分ほど後。
電車が遅れるのは、日常茶飯事なのでしょうか。
皆、平然としています。




ICE 1等車両




1等車両は1列3席で、テーブルが付いている向かい合わせの席もあります。
私の席は向かい合わせではなかったので良かったのですが、足が長いドイツ人同士(しかも他人)が向かい合わせで座るのは足の持って行き場がなくて大変そうでした。
なんだか気まずいでしょうしね~。
友達や家族ならいいのですけど。


ICEの座席は予約してある席の横上部にこういう表示がされています。




指定席の表示



どの駅からどの駅まで予約されているか表示されているんですね。
予約が入っていない席はこの表示が消えているそうです。

タリスは全席指定ですが、ICEは自由席もあるので、このような表示があります。
自由席といっても日本のように自由席車両が設けられているわけではないので、指定席が購入されていない席、区間が自由席となるのです。

つまり、この指定されている表示を見て、表示が消えていれば座ることが可能ですし、指定されていても区間を見て、区間外であれば座っても大丈夫ということになります。

但し、1等なら1等のチケットが必要なので、2等のチケットを持つ人は1等には乗ることはできません。



1等で配られたお菓子


ICEの1等席ではこんなかわいいお菓子が配られました。



ICEにて


もうすぐフランクフルト空港。
弾丸ヨーロッパ周遊も終わりに近づいています。



































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