2018/09/20

クアラルンプール マレーシア旅行 鉄道KTMでKLセントラルからクアラルンプール駅までの行き方

クアラルンプール駅はKL市内最古の駅であり、美しい白い駅舎が残っているということでKLセントラル駅からKTM鉄道に乗って行ってみることに。



券売機は8台以上はあったのですが、ほとんど故障しているため、窓口で買う方が確実でした。

唯一動いていた券売機に並んでいたところ、二組前でその券売機もアウトオブオーダーになるという状態。
前日見かけた時もほとんどの券売機がアウトオブオーダーでしたので、これは日常茶飯事のようです。

窓口で行き先と枚数を告げればトークンが購入可能です。


こちらが改札。トークンをかざして中に入ります。

大人2枚のトークンですが、黄色とピンクでした。



可愛いですね。


KLセントラル駅からクアラルンプール駅までは一駅。プラットフォーム4にエスカレーターでおりていきます。


おりてびっくり。ホームにあふれる人、人、人。

電車が来る間隔が40分ほどあるため、人がたまってしまうようです。
このホームからは空港行きの普通電車も出ているので、最も混むホームのようです。

たった一駅乗るだけで40分待ちとは。これならタクシーの方が良かったかも。

とはいえ中に入ってしまいましたし、あと15分ほどで次の電車が来る時刻でしたので、このまま待つことにしました。



電車の来る時刻が電光掲示板に表示されていますが、その時刻になっても電車はきません。10分近く遅れてやっと電車がやってきました。

ホームにあふれる人が乗り込むわけなので電車内も混雑しています。
おまけに日本なら降りる人が先に降りるわけですが、中国人を筆頭に、降りる人をかき分けて車内に強引に乗り込んでいく人が多数。カオスです。


電車はこんな感じのラッピングでした。


そして、こちらがクアラルンプール駅構内。
なんとなくさびれた雰囲気のする地元感あふれる構内です。

出口がわからず、ホームを端から端まで探しましたが、見つかりません。
渡り廊下を渡ってプラットフォーム1に行き、ようやく出口を見つけました。
わかりにくすぎます。笑。

エレベーターは一台はメンテナンス中で、もう一台に乗り込んだら、ボタンを押しても動かず、怖くなって外に出ました。
こんなところに閉じ込められたら恐ろしすぎます。
エレベーターは乗らずに、素直に階段を使うのが正解ですね。


外に見える景色には落書きが数多く見受けられます。

ベルギーで落書きのたくさんある場所に入り込んでしまって怖い思いをした経験から、この町にも貧困や治安の悪さをひしひしと感じました。

チャイナタウンに行ってみようと計画していたのですが、このあたりはあまり歩き回らない方がいいと判断。

20分後にKLセントラルに戻る電車が来るようなので、駅の外で写真を撮ったら引き返すことに計画を変更です。



駅の外に出ると、KTMの本社ビルが。素敵ですね。

そして、この建物の向かって左にはマジェスティックホテルがあります。クラシカルで格式のあるホテルです。

クアラルンプール駅の駅舎はこちら。
全景が撮影できなかったので、一部だけですが。白亜の建物の美しさは噂通りです。





電車までの時間がないので、写真を撮り終えたら、さっさと再び駅の中へ。


帰りは券売機でトークンを購入します。


KLセントラル駅まで戻るので、頭文字のKを押すと、候補が出てきます。
真ん中の下の段にKLセントラルとあるので、そちらを選択します。


左下の水色のところで、数量を選びます。


2枚で2.40リンギットです。(1リンギット32円換算で77円ほど)


そして、こちらにお金を投入します。



黄色いトークンが出てきました。


レシートも出てきます。

まだ10分以上あると思ってプラットフォーム4に行くと、いきなり電車が入ってきました。

早く着いたのか、もしくは前の電車が遅れてきたのかはわかりませんが、日本のように時刻通りの運行ではないので、注意が必要だと実感した瞬間です。


行きの電車は横一列の座席で、いわゆる通勤電車タイプの車両だったのですが、帰りはこんな感じで横2席ずつの列車タイプの車両でした。

そして行き先はKLセントラル止まり。KLセントラルが終点の電車です。



こちらは車内に張られていたポスターです。




チャイナタウン周辺は治安が悪いような話は少し聞いていたのですが、やはり海外は観光地を少し外れただけで、治安の状態が全く変わってしまいます。

なんとなく空気感が違うのです。

いくら旅慣れているとはいえ、やはり外国人はあまり人のいない場所をうろつかない方が良いでしょう。

この駅にはマジェスティックホテルもKTM本社もあるので、実際はそれほど危険な地域ではないのだとは思いますが、それらの建物のある駅出口の反対側には、かなり荒んだ雰囲気が漂っていました。

海外では、ほんの少しでも不安を感じたら引き返すのが鉄則だと考えていますので、あえて引き返したのは正解だと思っています。





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