2017/11/24

アンチエイジング!老化と戦う 頭皮編

40歳を過ぎる頃から、少しずつ老化を意識させられることが増えていきます。その一つが「頭皮」です。

薄毛、白髪、髪のうねり、抜け毛、切れ毛、毛量の減少、毛が細くなる、頭皮が硬くなる、頭皮が赤くなる・・・様々な老化現象が現れてくるのですが、これらは頭皮の老化が大きな原因となっているのです。

少しでも老化の波を止め、ちょっとだけでも若く見えるようにするためには、日々の努力が必要不可欠となります。
今回は『老化と戦う。頭皮のアンチエイジング』を考えてみたいと思います。


頭皮ケアは髪のためだけにあらず。すべての頭皮は顔に通ず!


40を過ぎて、頭皮マッサージというものを初めて体験した時のお話です。

「あら、頭皮が硬いですね」

そう言われて、初めは何のことかよくわかりませんでした。頭皮が硬いとか、柔らかいとか。そんなこと一度も考えてみたことがなかったのです。

家に帰って自分で頭皮に触ってみました。

頭皮なんて頭蓋骨にくっついているんだから硬いに決まってるのでは?

その時の私の頭皮は触っても全く動かず、頭蓋骨に糊で張り付けたスキンといったガチガチの状態だったのです。
頭皮は本来、柔らかく、マッサージすれば動くものだということ。動かなければだめだということに、その時ようやく気付かされたのでした。

頭皮が硬くなって、頭蓋骨にこびりついたように動かない状態だと、抜け毛がどんどん進行してしまいます。

頭皮が赤くなるのも、薄毛の原因です。これはシャンプーの仕方に問題がある場合が多いようです。頭皮に過度な刺激を与えないよう、優しくマッサージして毛穴の汚れを洗い落とし、よくシャワーで流してあげなくてはなりません。

髪が薄くなると、髪の隙間からテカテカと光った頭皮が透けて見えるようになります。これが薄毛です。
このテカテカ光った状態は頭皮が硬くなっている可能性があります。

頭皮はマッサージによって柔らかくして、よく動くようにしてあげなくてはなりません。そして、それは日々の努力が欠かせないのです。


頭皮が硬いことによって、毛穴が変形し髪がうねってくせ毛になることがあります。若い時はキューティクルで天使の輪ができていた艶々した髪も、年を重ねるにつれてくせ毛になったり、艶が無くなってしまったりするものです。

髪の脱色や染色、シリコン入りシャンプーの弊害もありますので、頭皮だけをケアすればよいというものではありませんが、少なくとも、頭皮のケアは欠かせないということは断言できます。

そして、頭皮は顔に直接つながっていることを忘れてはいけません。
頭皮のマッサージはフェイシャルケアに間接的につながっていきます。ここが最大のアンチエイジングのポイントです。


頭皮マッサージは皮膚をこすらず、頭蓋骨からはがすように移動させることを意識する


マッサージというと、強くこすってしまう人が多いのですが、顔も頭も体も、とにかく皮膚は絶対に強くこすってはいけません。
強い刺激は皮膚を傷めてしまうので、避けるべきです。

左右両方のすべての指の腹を頭皮に置き、頭皮をしっかりと押さえます。

皮膚をこするのではなく、頭皮自体を左右、前後に動かしてあげるのです。あまり動かなかったら無理をせず、動く範囲で構いません。毎日行うことによって、かなり大きく頭皮が動くようになっていきます。
よく動くようになったら、回すような動きも入れてみましょう。

この「頭皮を動かすマッサージ」を頭全体に行います。ゆっくり、静かに、で大丈夫です。

次に、右手と左手を中央に寄せる感じで、ギューッと頭皮にシワを寄せます。これも頭全体に行います。

決して皮膚を擦らず、刺激せず、頭皮を頭蓋骨から解き放つ感じで。それが大事なポイントです。

シャンプーの時もこのマッサージを行ってあげると毛穴の汚れがよく落ち、抜け毛の予防になります。

このマッサージでフサフサヘアになるなんて魔法のようなことは起こりませんが、少なくとも老化に抗い、少しでも進行を遅らせ、時間を止めることができるのなら、週に数回でも続けてみる価値はあるはずですよね。


頭皮ケアでアンチエイジング


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