早乙女太一さんはSPEEDの島袋寛子さんの旦那さんとしても知られています。
今回拝見する公演アラタは、有楽町オルタナティブシアターのこけら落とし公演となっています。
横内謙介作、岡村俊一演出です。
横内さんの作品はスーパー歌舞伎ワンピースを見させていただいたことが何回かあります。漫画のワンピースも大好きなのですが、そのワンピースと歌舞伎の融合がとても面白くて、何回も新橋演舞場に足を運んでしまいました。
新橋演舞場の面白いところは、幕間に食べるお弁当です。普通の劇場では座席でお弁当なんてもっての外、ご法度ですから、堂々とお弁当を食べることができる新橋演舞場はとても新鮮でした。
そのお弁当も結構おいしいんですよね。
話を戻して・・・。演出の岡村さんは「あずみ」やつかこうへいの「鎌田行進曲」などが有名な演出家さんです。
岡村さんの作品は2015年のつかこうへいトリプルインパクトという新宿紀伊国屋ホールでの公演を見たことがあります。
そして、主演の早乙女友貴さん。こちらは初です。写真でもあまり見たことがなくて、ほぼ今回初めてお顔をじっくり拝見しました。
殺陣の動きがすごくキレがあって、俊敏さが際立っていました。
もう一人、ダンサーのElinaさん。すごいキレのあるダイナミックなダンスをされる方で、ダンサーの中でもやはり目立つし群を抜いている感じがしました。
もう踊りっぱなしなので、汗がだらだら垂れていて、熱気がすごかったです。
物語は現代と戦国時代の、いわゆるタイムスリップもの。
早乙女さん演じるサムライ「アラタ」と、現代の女性ココロのお話。
戦国時代に不思議な鼓があり、姫がその鼓を叩くと、死者が生き返るのです。
息絶えたサムライ「アラタ」を鼓で生き返らせるのですが、アラタは現代にタイムスリップ、姫は悪者に捕らわれてしまいます。
不思議な鼓と共に現代に来てしまったアラタ。
倒れているアラタを見て、ココロが傍らにあった鼓をそっと手に取って、鼓を叩くとアラタは生き返ります。
この鼓は誰が叩いてもこのような事象を起こすわけではなく、特別な人間だけがこの力を使えるようですが、それは戦国時代の姫と、現代のココロというわけです。
いきなりタイムスリップしてしまったアラタは走ってきたトラックにひかれそうになったり、街中で刀を振り回してケンカしてしまったり、洋式トイレの便座を壊してしまったり、周囲とトラブルばかり引き起こします。
アラタとココロは次第に心を近づけ、そして二人は戦国時代にタイムスリップしてしまうのです。
頭上を人が飛んだり、ネットで吊るされたココロが頭上で踊ったり、通路を演者が駆け抜けたり、息つく暇もないエンターテイメントが繰り広げられます。
セリフがほんのわずかしかない舞台なので、ややストーリーがわかりにくい点もありますが、日本語がわからなくても楽しめそうです。
上演前の前説では、マジックやジャグリングが披露されました。
前説のお兄さん |
この前説は撮影OK、じゃんじゃんネットにのせてOKということなので、撮影してきましたよ。
この後、パントマイムで、「撮影禁止、食べ物禁止だけどドリンクOK」などの注意事項があり、その後開演となります。
開演ぎりぎりに席に着くと、せっかくのお兄さんのパフォーマンス、お姉さんのパントマイムを見逃してしまいます。
有楽町オルタナティブシアターこけら落とし公演アラタ |
ALATA アラタはとても素敵な公演でした。
有楽町オルタナティブシアターもコンパクトながら、落ち着いた良いシアターだと思います。また何かの機会に是非行ってみたいなあ。(^^♪
有楽町オルタナティブシアターもコンパクトながら、落ち着いた良いシアターだと思います。また何かの機会に是非行ってみたいなあ。(^^♪
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